ISMS(ISO27001)の審査内容
Q. ISMS(ISO27001)の審査内容はどのようなものでしょうか?
審査の種類は、大きく「①初回審査」「②継続審査(定期審査)」「③再認証審査(更新審査)」に分けることができます。特殊な審査としては他に「④拡大審査(適用範囲を拡げる審査)」「⑤移行審査(規格が変わった際の差分審査)」等を挙げることができます。
ISMS(ISO27001)の初回審査は、第1段階審査と第2段階審査の2段階審査となっています。
第1段階審査の内容は、文書審査が中心です。規格で要求されている文書が存在するかどうか、その内容を問われます。
続く第2段階審査の内容は、トップインタビューやコアメンバー以外の従業者を含めたインタビューとサイトツアーが中心となります。
それぞれの審査内容をご紹介します。
第1段階審査の内容
第1段階審査は、文書審査が中心です。規格で要求されている文書が存在するかどうか、その内容を問われます。
さらに、時間の残り具合によっては、サイトツアー(オフィス等の観察)を実施するケースもあります。上記のような内容なので、一般的にはコアメンバーだけでも対応できることが多いです。
第2段階審査の内容
続く第2段階審査は、まずトップインタビューが実施されます。トップインタビューは、第1段階審査で行われる場合もあります。
トップインタビューは、文字通りトップマネジメント(ISMS上のトップなので、代表取締役とは限りません)に対するインタビューです。
また、コアメンバー以外の従業者を含めたインタビューと、上記サイトツアーが行われます。
審査は学校のテストではありませんので、カンニングのような概念はありません。全てを暗記する必要などありません。ただ、誰に聞いてよいのかも分からない、何を見ればよいのかも分からないといったような状況は不適合になり得ます。
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