ISO9001の規格改訂に関するよくあるご質問をQ&Aとしてまとめました。ISO9001規格改訂については、こちらも参照になさってください。

Q. 規格改定があり、新しい規格に対応させる場合は、それをいつまでに行うのか決まっていますか?

過去の例では全て決まっていました。ただし、ケースバイケースで2年であったり3年であったりと一定ではありません。

2008年版⇒2015年版のときは、移行期間3年でした。認証組織が多かったのと、ISO14001が同時改訂されたので、長めになったのではないでしょうか。

間に合わなかった場合の措置は不明ですが、過去事例を鑑みると、移行が完了するまで認証の空白期間が生じ、その間認証ロゴ等を利用できなくなるといったことが考えられます。

2015年版発行から3年以内に移行審査受審。審査側の手続きを考慮すると、2018年7月には移行審査が完了している必要があります。
Q. 改訂対応のためにどのくらいの期間が必要ですか?

移行審査前に3か月以上の運用期間を要求されるため、少なくとも3か月+アルファの期間が必要です。アルファの部分は、規程や記録様式の変更、リスクの特定といった新たな要求事項に対応した活動をする期間になりますので、一般的には、全体で半年以上の期間が必要と見込まれます。ただし、既にISO9004を引用している、SWOT分析等の分析がなされている等2015年版への適合が進んでいるような組織は、大幅な短縮が可能となるようなケースがあります。

Q. 自力で改訂対応は出来ますか(大変そうか)?

可能です。

時間をかければどのような組織でも自力で対応することができるはずです。ただし、2008年版規格要求のご理解が進んでいない場合は、かなりの時間を要することが予想されます。

Q. 規格改定対応が期限までに間に合わなかった場合は、どうなるのでしょうか?

移行が完了するまで認証の空白期間が生じ、その間認証ロゴ等を利用できなくなるといった措置がありました。

Q. 2015年版には「適用可能性」という言葉が使われていますが、どういった意味ですか?

改訂前は規格要求事項の「適用除外」という概念が存在したのですが、2015年版への改訂に伴い無くなりました。

原則として全ての要求事項に適合することが求められますが、たとえば「該当する業務が存在しない」といった場合は、「適用しなくてもよい」という趣旨で、適用可能性という言葉が使われるようになりました。

適用できない場合は、その理由(前述の「該当する業務が存在しない」等)を示す必要がありますのでご注意ください。2015年版の改訂は、恣意的な適用除外を排除しようという趣旨と思われます。

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